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ツシマヤマネコを守る会
事務局


ツシマヤマネコの生息地の土地取得及び保護区設置計画

 イリオモテヤマネコ(国内希少野生動植物種、絶滅危惧ⅠA類)が生息する沖縄県西表島の面積の約9割が国有地であるのに対し、民有地が約9割を占める対馬では、社会経済の動向によって、ヤマネコの生息環境が開発されてしまう危険性が常につきまといます。つまり、ヤマネコの安定的な保護を図るためには、生息環境として重要なコアエリアだけでも取得しておく必要があります。
 そこで、当会では、ツシマヤマネコが将来にわたり、安心して暮らせる生息環境を確保するために、上県町において土地の取得と保護区設置を計画しています。以前、当会が独自に保護区を設置したり、環境省が山林を取得するという動きは有りましたが、民間団体によって土地を取得し保護区を設けることは初の試みです
 この計画では、大成建設、自然保護助成基金や日本ナショナル・トラスト協会からの助成金や当会の会員からの寄付をいただき、民有林76,596㎡を取得しました。しかしながら、現状では、虫食い状態での買収であり、面的に保護区を設置するためには、より多くの予算が必要となります。
 もちろん、他の助成金を獲得するために申請を出しているところですが、みなさまのご寄付も随時受け付けておりますので、ご理解・ご協力のほどよろしくお願いします。
 
ヤマネコ保護区設置のあゆみ
■読売新聞全国版に「民有林購入し『保護区』」というタイトルで紹介される(2009.9.5)
ヤマネコ保護区用地を取得(2009.10.2)
自然保護助成基金と日本ナショナル・トラスト協会、守る会を助成(2009.12.10)
■読売新聞全国版でヤマネコ保護区設置の取り組みが紹介される(2010.2.17)
■読売新聞地方版ニュース再論「ツシマヤマネコ保護」で、保護区設置の取り組みが紹介される(2010.4.24)
■日本生態系協会事務局長、住友信託銀行CSR担当部長等が保護区を視察(2010.5.26)
■生物多様性条約第10回締締約国会議名誉大使・MISIAの「SATOYAMA BASKET」の「触る」で、保護区の取り組みが紹介される(2010.5)
■住友信託銀行、「ナショナル・トラスト活動応援企画」として投資信託「グリーンバランスファンド」をスタート。購入件数に応じて、ツシマヤマネコを含む希少野生生物の生息地の購入に寄付される仕組みを構築(2010.7)
■長崎新聞に保護区の取り組みが紹介される(2010.9.4)
■読売新聞に「対馬市が間伐を支援」というタイトルで紹介される(2010.9.30)
■対馬市が「ツシマヤマネコ生息環境再生事業」(国の緊急雇用対策事業)の一環として、保護区の森林整備作業(間伐や歩道の整備等)を開始(2010.10)
■読売新聞に「ツシマヤマネコ保護区、人工林の間伐進む」と紹介される(2010.11.3)
■自然保護助成基金と日本ナショナル・トラスト協会、守る会を助成(2010.11.30)。新たに31,346㎡の土地を取得
■対馬市、「ツシマヤマネコ生息環境再生事業」の一環として、保護区の展望所、遊歩道を整備(2011.1月)
■日本生態系協会会長、事務局長、統括主任研究員がツシマヤマネコ保護区を視察(2月9日)
■読売新聞長崎版に「ヤマネコ街道完成」というタイトルで紹介される(2011.3.26)
■日本生態系協会、トラスト活動の一環として、独自に6,577㎡の土地を取得(住友信託銀行寄付金による)。保護区面積合計83,173㎡。
 
 
土地取得予定地(☆印内)
土地取得予定地(遠景)
土地取得予定地(遠景)
土地取得予定地(遠景)
土地取得予定地(遠景)


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