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万関橋

美津島町東部の久須保から浅茅湾を繋ぐのが万関瀬戸です。
現在は対馬海峡と西海岸を繋ぐ水上の要路となっていますがもともとは軍事目的のため人工的に開削された水道でした。

対馬は明治19年に対馬警備歩兵大隊・海軍要港部が設置され終戦を迎える昭和20年まで国家防衛の最前線にありました。
明治33年にロシアとの関係が緊迫化したため水雷艇の航路を確保するためこの瀬戸を掘り、鉄橋も架けられました。

明治38年の日露戦争(日本海海戦)ではここから水雷艇隊が出撃しています。

その後、瀬戸は幅・深さともに拡大され対馬の産業に欠かせない水道になりました。

万関橋の周囲は万関園地として整備されており景観を楽しんだり観光の移動の休憩場所としても利用されています。

 

基本情報

対馬市美津島町久須保781

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